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潰瘍性大腸炎

潰瘍性大腸炎(UC)の治療の基本は5-ASA(5-aminosalicyclic acid)製剤です。この薬剤により多くのUC患者さんのコントロールができる場合が多いです。
日本で使用可能な5-ASA製剤はサラゾスルファビリジン、メサラジンです。

メサラジンをコーテイングした製剤には、時間依存性放出調整製剤とpH依存性放出調整製剤があります。一般には小腸病変には前者が、左半結腸にはサラゾスルファビリジン、pH依存性放出調整製剤が使用されます。

食道、胃、十二指腸などの上部消化管病変に対してはメサラジンを粉砕してもちいることもあります。

局所療法として、肛門から薬液を大腸の中に直接注入する注腸療法と、坐剤を肛門内に挿入する方法があります。

局所療法は軽症から中程度の直腸炎型、および左側大腸炎型が良い適応であり、寛解導入と寛解維持療法に効果があります。

直腸炎型の場合は局所療法単独療法は第一選択になることがあります。

坐剤・注腸剤について
挿入しにくいときは水にぬらす。あるいはリドカインゼリーを併用する。注腸剤はリドカインゼリーを塗って挿入する。また腸の動きを刺激しないように注腸剤は体温程度に温める方法もあります。

当院は軽症から中程度の治療が主であり、血球成分除去療法、免疫調節薬、抗TNF-α交代製剤など難治例から重症、劇症の時期は入院可能な連携施設での治療になります。

 

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医療法人社団英樹会 津山クリニック

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