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肛門と感染症(梅毒)のおはなし

 梅毒は世界中にひろく分布しており、1943年にマホニーらがペニシリンによる治療に成功して以来、発生は激減しています。しかしながら近年国内において若い男性だけではなく、20歳代を中心とした情勢の中でも急速に増加しています。また梅毒が感染するのは性器だけではなく、オーラルセックスで咽頭部に感染したり、アナルセックスで直腸に感染することもあります。このような局所症状として、肛門やその周辺に病変が生じたものを肛門の性病と呼びます。

 肛門の梅毒感染は症状が乏しいこともあり、注意を要します。特段の症状がない場合も梅毒血清反応が陽性であり、肛門にびらんがある場合も少なくないようです。トレポネーマはらせん状の菌ですが、梅毒をもった人との性行為(おもに肛門性交)によりトレポネーマが侵入した局所に、初期硬結、潰瘍が形成されます。症状として排便時の肛門出血、かゆみ、痛み、軽いはれがありますが、鼠径部のリンパ腺のはれ以外は全身症状はありません。確診は分泌物からトレポネーマを発見することによります。または血清学的診断として特異的抗体価(トレポネーマー抗原による検査:FTA-ABS, TPHA)が上昇します。抗カルジオリピン抗体は治療に反応して下降するため、効果判定にも使われます。治療は外来通院で、抗生物質の内服にて治ります。飲む期間は1-2か月が標準的です。妊婦さんにも安全に投与が可能です。肛門周辺の異常な変化に気づいたときは、早く専門医を受診することをお勧めします。梅毒になると、HIV、B型肝炎、淋病、クラミジアなど他の性病に複合してかかることもあり注意が必要です。

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